[展示事例]
銀座三越 "魅惑の色彩 沖縄の染め織り展"
2023年8月8日から2023年8月22日まで銀座三越にて開催された"魅惑の色彩 沖縄の染め織り展"

一貫して沖縄の上質な職人技で製作された工芸品、多くの作家様の作品をお扱いされている Gallery はらいそ様の監修で開催されました。

本稿は、銀座三越 本館 7F GINZA ステージでの展示作業をご依頼いただきましたその一幕を事例としご紹介します。

また、Gallery はらいそ様のとても素敵なHPも下記にリンクしますのでぜひご覧ください。
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琉球藍織物

深い藍の美しいグラデーションが特徴の琉球藍織の展示。魅力を放つ生地に多くの人が足を止めて眺めておりました。

当社では、横田・藤井にて吊るし作業を担当させていただきました。
銀座三越ギャラリー展示
銀座三越ギャラリー展示
天蚕糸(てぐす)を使って天井のピクチャーレールから琉球藍織物を吊り下げました。

天蚕糸とは元々、絹糸腺でつくられていたようですが、現在ではナイロンや化学繊維でつくられており、とっても丈夫なものです。

その目に見えにくい透明な特性を活かして、茶器や花瓶など倒れやすいものを固定するために使用することもあります。
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Gallery はらいそ様、ご担当者の河野様の展示にかける想いは、"熱がこもっていながら不思議なほど心地が良い!" とても素晴らしい空間を演出されておりました。

取り扱われる沖縄の貴重な伝統工芸品やその作家様達とのお付き合いコミュニテイーをとても大切にされていることが展示場からも伝わってまいります。製品の先に、描く何かが心地よい世界なのだと確信しています。

今回の"魅惑の色彩 沖縄の染め織り展"は大盛況のうちに終了したそうですが、今後も上質で厳選した大人の沖縄現代工芸品を身近に触れられる機会があればいいですね。

ありがとうございました。