[展示事例]
津田塾大学 様
津田塾大学は1900年(明治33年)創立者 津田梅子先生により女性の高等教育をめざす「女子英学塾」として創立されました。女性の地位向上こそ日本の発展につながると信じ、男性と協同して対等に力を発揮できる女性の育成をめざしてきた津田梅子先生の思いが、国際的な視野を持ち多くの分野で着実に道を切り拓き、様々な変革を実践されている卒業生、在学生の皆様に今も受け継がれています。

当社では、2023年に津田塾大学 小平キャンパス 津田梅子記念交流館にて開催された展示を担当させていただきました。
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本プロジェクトの展示作業は、展示パネルの精密な配置を実現するため、レーザー水平器(墨出し器)を活用しました。

赤色レーザーも選択肢として存在しますが、明るい環境下では視認性が低下するため、本プロジェクトでは緑色レーザーを採用しています。レーザーが発するクロスポイントとパネルの角を丁寧に一致させ、パネルが曲がることなく、正確な位置に展示されるよう配慮します。

今回展示するスチレンパネルは軽量であるため、展示金具(フック、ワイヤーなど)の使用を省略し、異なる固定方法を採用します。コンクリート製の壁面は未塗装であるため、両面テープを用いてパネルを固定しました。一方、白い壁面においては、塗装の剥離を防ぐため、パネルの横部から斜めに細いピンを打ち込む方法を選択しました。

各作品においてピンの位置を統一し、視覚的な一貫性を保ちつつ、隣接するパネルに対してハンマーが接触しないよう、細心の注意を払いながらピン打ちを行います。堅固な壁面に対して細いピンを斜めに打ち込む作業は、予想以上に技術を要するものです。
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今回の展示作業を経験させていただき、心地よい空間を演出し、展示内容を多くの方にお伝えしたいという津田塾大学 ご担当者様の思いが伝わって参りました。

— 津田塾大学 ご担当者様からのお言葉
「展示パネルの設置にあたっては、担当者の要望を一つ一つ確認しながら丁寧に対応していただきました。展示作業のプロの方に依頼をしたのは初めてでしたが、不安なく展示準備を進めることができました。」

温かいお言葉をいただき、ありがとうございました。
またの機会もお役に立てれば幸いでございます。

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